ここは「逆襲日報」の別館~ブログのページです。
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静岡の三島で喰った変なラーメン。
見た目はごく普通の、何の変哲もない醤油ラーメンなんだけど、これが、変。
あ、”変”と言っても別に不味い訳ではないよ、始めから断っておくけど。
先ず、作り始めてから出てくるまでがやたら短い。3分くらいで出て来た。
麺が変。良くカップメンでノンフライ麺があるけど、あのノンフライ麺をもう少し生麺に近くさせたような感じ。つまり、インスタントのノンフライ麺と生麺の中間地点からややインスタントっぽい感じの麺。というか、インスタント麺を使ってるんじゃないのか?
ん?3分?・・・3分ねぇ・・・
そしてスープが、変。醤油でベースは単純な鶏ガラなんだろうけど、何かもうひとつ、変な味。・・・昆布ダシがやたら強い?そもそも昆布なのか?昆布っぽくまろやかさがあると思えば、自然界には存在しないような味っぽくもなきにしもあらず・・・いや、見方によっては・・・化学調味料大量投入?まさか味の素??とにかく、何か一味違う。
で、何故か、これが美味いのよ。
自分の味覚がおかしいのか、暑さで狂ってしまったのかは知らんが、何故か美味い。
麺がインスタントっぽいのに、スープが変なバランスの味なのに、やたら美味い。
酒飲んだ後だからかもしれんが、美味かった。腹に余裕があったら大盛り、いやもう1杯イケルな。
ただしこのレベルで650円。完全にぼったくってる感満々だが、もしかしてそれだけの材料を使っているというのか!?・・・いや、それはないな。ラーメン通が喰ったら、瞬時に星一徹状態になりそうなラーメンだ。ラーメンの鬼・佐野実が喰ったら、確実にテーブルひっくり返すレベルだな。まあ自分は通じゃないから、美味いと感じたら何でも喰っちゃうけど。
自分しかこんなヘンテコなラーメン喰うの居ないだろうと思いきや、他の客も同じの平気な顔して喰ってるから、三島辺りじゃこの味は普通なのかな。わからんけど。
店、朝5時までやってる居酒屋だか中華屋だかよくわからん、ネーチャンがひとりでやってて、おまけに年取った三毛の婆猫がうろついている、クーラーが作動してなくて扇風機1台(自分が占領)が首振ってる、完全に昭和まんまの狭くて小汚い縄暖簾の店だったよ。三島駅から徒歩10分くらいの、寂れた飲屋街の路地にある店。興味があったら探してみて。看板に堂々と”三島ラーメン”て書いてあるよ。だいたい、三島ラーメンなんてブランドは存在するのかぁ?
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