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宿泊客は後を絶たないのに、建物はいつ崩れてもおかしくない新潟県燕市の絶滅危惧種・ホテル公楽園に泊まって来た。

ホテル公楽園 ホテル公楽園2

只でさえ見た目が廃墟なのに、何時の間にか屋上に設置してあった看板さえ吹き飛んでいる故に、ますます端から見たら廃墟である。

ホテル公楽園3が、しかし!国道116号線に面した表通りの看板だけ新しくなっていた!
・・・表看板だけ新調されて、肝心のホテルはますます廃墟というこのギャップがたまらん。
ちなみに斜め前にはラブホテル。

チェックインの際、フロントの兄ちゃんに身分証明書の提示を求められる。「ふぁ?」しかし電話予約の際にそんな話は聞いていないから持って来ていない旨を伝えると(そもそも予約の際は名前と携帯番号しか聞かれていない)、
「あ、免許証で良いんですよ」
しかし、自分は電車で在来線を延々乗り継いで越後線の分水駅まで来て、そこからまた延々40分以上(ぶっちゃけ方向音痴が災いして駅から国道に出るまでに少し迷った)歩いて来たのである。その旨を伝えると、
「えぁ?・・・歩、き・・・」
何とも声にならない風に絶句される。どうやら車で来たと確信していたらしく、ここまで徒歩で来る馬鹿は稀らしい。明らかに呆れられている。

何とかチェックインを済ませ、表階段を上り2階へ。
ホテル公楽園50 ホテル公楽園4
ぬおおお、こ、これは、昭和の匂いがする。ついでに変な臭いもする。というか、半分昔のラブホテル風でもあるところが何ともかんとも・・・。

ホテル公楽園5
 ホテル公楽園5,5
ちなみに自分の今回の巣は洋間8号室である。そしてこの部屋の鍵も昭和である。
ホテル公楽園 ホテル公楽園36
余談だが廊下の何の変哲もないタバコ自販機すら昭和に感じる不思議。

ホテル公楽園6 ホテル公楽園7
ホテル公楽園8 ホテル公楽園9
部屋はこんな感じ。これも昭和そのものであり、浴衣やタオルや歯ブラシや剃刀やコップなど一通りのアメニティは揃っているように見えるが・・・、

ホテル公楽園10 ホテル公楽園12
で、鼻をかもうとティッシュペーパーをいくら探しても無いと思ったら、ベッドのとこに便所ペーパー!すげぇ、ティッシュではなくて便所ペーパーがレギュラーで設置されているホテルは初めて見た。
更にそのベッドは土台のカバーが朽ち果てていて、あと洗面所の電灯が何かチカチカし始めたと思ったら、少ししたらオバケ電灯になっとる。これくらい新しいの換えとけよ!(笑)

ホテル公楽園14 ホテル公楽園15
オバケ電灯洗面所と風呂はこんな感じ。家庭の風呂場に便所を付けたみたいな感じ。ちなみに上記でアメニティ云々書いたが、風呂場にシャンプーとボディソープはあるが、リンスや石鹸や櫛やドライヤーは無い!
あと便器のコックは一度捻ると捻ったママになり永遠に水が流れまくり、自ら解除しないと元に戻らない(ここ最重要かも)。ウ◯コした後にスッキリして部屋で寛いでいたら、風呂場からずっと水が流れる音がするから、最初はぶっ壊れたのかと思った。ちなみにそういった説明はチェックインの際に一切なし!(笑)

ホテル公楽園16 ホテル公楽園17
あと周りが超広大な田圃地帯だから、やたら蛙さんが多く、風呂の窓にはこのように雨蛙さんがへばりつき、この蛙さんは翌朝までそこに居た(但し同一人物かは未確認)。

ホテル公楽園18 ホテル公楽園19
ホテル公楽園19 ホテル公楽園20
1階は例の自販機+ゲーセンゾーン。チェックイン時に入ったら、ここの山田社長が麻雀ゲームをメンテナンスしていた(笑)
ぬおお、自分が昔に好きだったコラムスが・・・。

ホテル公楽園21 ホテル公楽園22
ホテル公楽園22 ホテル公楽園23
ホテル公楽園35 ホテル公楽園36
個人的に以前から他でも色々レトロ自販機やレトロゲームを体験しているから、ここが特別そうレトロ機材が揃っているとは感じないのだが、でも雰囲気がやはり擽るものがあるね。

ホテル公楽園25 出入口にこんなAC的な健全推進ポスターを貼っておきながら、ここのUFOキャッチャーの中身はエロDVDとパ◯ティカプセルとシ◯シコローションカプセルである。

ちなみに深夜帯にこのパン◯ィカプセルを必死にゲットしようとして躍起になっているハゲた60代くらいの爺さんが居た。爺さんよ、時間帯も時間帯だが、それをゲットして今さら何に・・・。
ホテル公楽園26 ホテル公楽園27


ひゃくてんホテル周りで徒歩圏内の飲食店は限られる。居酒屋として使えるのはこの店のみ。酒も肴も飯物も麺類も何でも揃っているといえば揃っているのだが、何でも屋故にちょっと味気ないんだよな。客も居なくてさびしいし。
で、そこで一杯やった後(居酒屋のメニュー画像は割愛)、、、







お約束のこれね。
ホテル公楽園27 ホテル公楽園28
ホテル公楽園29 ホテル公楽園30
ホテルに戻りお馴染みの自販機トーストを喰らう。
そのトースト自販機なんだけど、他ではコンビーフとかハムチーズが有ったが、ここはハムとチーズが独立しとるがな。これで250円は割高かな。それでも熱々のアルミとパンで指を火傷しながら深夜に虚しくハムトーストを喰らうのであった。

深夜帯、国道に面しているので、もちろん防音設備なんか無いから車が通る音がうるさいうるさい。この国道116号線、昼夜問わず車の往来がひっきりなしなので、音に敏感な人は寝られないかもしれない。
尤も自分の部屋は国道側だが、対面の田圃側に通されれば静かなのかもしれないが。

おまけホテル公楽園34

朧月夜と公楽園。
・・・不気味である。












ホテル公楽園
新潟県燕市熊森1286
TEL:0256-97-1575
JR越後線・分水駅or粟生津駅から徒歩40分
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