ここは「逆襲日報」の別館~ブログのページです。
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さっきテレ朝でやってた、池袋駅地下の、今は無き「すなっくらんど」が!
「すなっくらんど」と言えば、薄暗い中で多数のファーストフード的な店がひしめき合う、狭い、汚い、臭いの代名詞みたいな場所だったが、安い、早い、うまいの代名詞でもあったな。
ラーメン、そば、ウドン、焼きそば、ハンバーガー、ドッグ、たこ焼き、丼、甘味物etc...
今で言う所謂フードコートってやつのハシリみたいな食事ゾーンだったが、立ち喰いだったし、その感じから絶対若者や特に女の子なんて立ち入れないような、まさに雑踏、スラム街な独特の雰囲気満々。だから客はリーマンや競馬新聞持ったオッサンばかりだったが。
でも今から思うと、かなりノスタルジックな空間だったと思うよ。昭和と平成の移り変わりの時代の、それまでちょっと低く見られていたファーストフード的な食事が、いよいよ一般化しつつあった日本の食文化の転換期を、見事に映し出していた空間だったんじゃないかと(んな大袈裟な表現するほどの場所ではないが(笑))、とにかく行けば、ファーストフード的な食べ物なら何でもあるような場所だった。
この「すなっくらんど」の関西ウドンが大好きで、親父に連れられて後楽園行く途中に良く喰ったな。
思えば、汁の黒い関東ウドンしか知らない俺が、初めて関西ウドンに出会ったのが「すなっくらんど」だった。そこから俺の関西ウドン好きが始まったのだ。
今この場所はあの雰囲気からはかなり変わって洒落た雰囲気になってしまったけど、ここを通る度に「すなっくらんど」と、5年前に亡くした親父と、そしてあの塩っぱい関西ウドンの味が思い起こされるなぁ・・・
嗚呼、懐かしいなぁ、「すなっくらんど」・・・
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